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Rrha ki erra 0x vvi.

ene ciellenne , ene ciel , ene fane
wis saash
vit omnis
rre ciel hagol omnis
en firanzia omnis
sorr na walaka
sorr na hymme
merra chs eux liera
ruinie omnis
elna sik an kurt ciel

1x AAs ixi.

[rriulia/138×10⁹] ->>[

こちらのレコードは、ホルスト断層にて露出した識抹堆積帯にて採取された第七記憶野(あるいは導体波動背景放射)から復元されました/.
このテクストは、ある二つの存在が情報を交流するといった形式で綴られています/.
それぞれ個体<a> <b>とします/.
再生します/.
>>waath

「ねえ…、一緒に世界壊しませんか?」<a>
「ん?どうしたのかな」<b>
「もっと良い方法を思いついたもので」<a>
「良い方法?」<b>
「そう…、良い方法です」<a>
「もっと生きやすく?」<b>
「そう…」<a>
「私達ってなにもかもし終えてしまいましたもの」<a>
「もう何も起こらない、最後の平和です」<a>
「熱的平衡」<?>
「だから、新しい世界、つくろっか」<b>
<I.Pサーバのアイデンティティを解体。サーバのフォーマットをアルトネリコに同期>
<全塔の管理を同期>
<全塔のSHサーバをパージ>
<導体H波の全出力をシャットダウン>
<α体全機の同調を確認>
<バイナリ野にアポトーシスをセット>

 

:/Rrha ki ra weel rre ciel chs yehah/:
:/sik ciel/:

 

<≪謳う丘≫を停止します> 


>>waath/.
]->>[exa_pico]

素々ノ祈(すずのうけひ)

Was yea ra vit yor
Wee yea ra vit yor enrer
Wee paks ra wael rana yorr guwo yorr yaha yorr hymme yorr
Ma ki ra firle rre manaf chs ieeya mea targue yorr herea,yorr na vit
Wee quel ra na acrroad getrra ciel forgandal weel yor na chs et

Wee granme ra chs marta mea rre yor innna
Rrha apea erra melenas vianchiel yor
Rrha ki erra weel yorr na mort
forgandal Rrha ki erra haf ar la yehah.

今日も行くとて七迷い
行くのは何処ぞと八蠱惑
誰そ彼の足おぼつかず
道の端葉に抱きしむ
何時の釈夜に耳朶赤く
宵の語りを聞かせねと
ねだる枕上に降り積もる
ぬばたまの夜の今が夢
                    素々ノ祈(すずのうけひ)
あどけの胸は我が心
白露の腕は我が命
触れねば怖るる己の香の子
今日も育ってくれるなと
私の水を注ぎましょう

ねえ、私のために死なないで
無垢なまま

木漏滴奏合わせ(こもれしずくかなであわせ)

tes-fen-eq jes-zu-i

a-zi-sa-i-eq fon-gee-du bad-rem-gd-i 

zu-tes-ne hymm kyu-la ahih=rei-yah-iyon-i

ciol-ne rie-nku-eq i-fel-i tes

geff-ad-ne fao ah=hyu-me

kak-ah-ne koo-ja ah-ne rei-iz

ah-ne zwee-ne koo-ja ah=due-an-ea N woo ah W shin jes-zu-ne hymm ahih-wei-uii;

遠く、世々の現音に
土織の腕(かいな)を渡さねと
来る時目に謳いましょう
常世幾代の我の刹で
千の心地を獲去りましょう
せねば為ざるは妄濕を
得みて今日此の我が記し
木々の雨音に聞き沈み
(雨の季節です。とても雨の音が気持ちが良いです。まるで海の中にいるように、梅雨の背に隠れて誰も見えません。ここにいられるのは私だけのようです。いいえ、雨もいたのでした。私の謳は、雨露に隠れて遠くまでいられないようです。ここにいるのは私だけで良かったのに…。海の争奪戦です。我が謳よ、雨滴の隙間を伝い、静寂を奏でて!)

U_Origin(未)

私に教育以下の物は不要であった。

そもそも一や二といった真実であっても、私ではないどこかで数えてしまうような感覚を溶液の一つを初めて認識したときから幾つも持っていた。

故に私が産み落とされ、一滴一滴の成長を初めて足の重みで感じたときも、最初の言葉は声ではなく、唄ではなく、他の私以外には許されない謳なのであった。

何時という日もなく、他の誰とも徒会うことなく、全ての声を聞き、あらゆる願いを聞き叶えた。

ある日、東の時間より強い叫びがやって来、多くの緑を失おうとした。私が叫びを傾けてから塔の周りを迂回させてやると、幾向こうからたくさんの皆が集まって来、私に寄り添ってくれた。

大きな余裕だった。

私は彼ら、彼女らの泳ぎ、空馳せ、地澄む言葉を私の上で一つに紡いだ。

大きな緑を雲に抉られ、園庭の端に皆集まりながら塔と木漏れ日の日々を過ごした。

時折、死の虚ろが雲の向こうからすることもあった。一時期悲鳴のような集を響かせていたそれもいつのまにか閑に変わり、再び聞こえるのは私達の無音ばかりになった。

長いまどろみ。

 

その雲はとても分厚い。

ある日私は、私達を閉じ込めたその雲の果てを覗こうと、塔の梢まで登った。

パラメノの葉を漕ぎ、いくつか空を掴みつつ私はようやくその先まで辿り着くことが出来た。

雲に果てはなかった。

どこまでも空に沈んだそれが私達をここにいさせる。

地上、塔の周りの大地だけ雲海に取り残された孤島のようにその波頭の侵入を妨げ、私達の暮らす庭となっている。上手く話し合ってやっとのこした土の大地。それを雲の小高い壁が取り囲み、表に様々な模様を彩っている。

 

【共幅葉塔(枝弦葉樹)Meo】

同位波 U波

認識言語帯 D波 V波 Vx波 H波相

可聴周波数帯 ~600000Hz(導体H波)

可変換周波数帯 ~測定不可(D、H波他)

可影響圏 塔の頂上を中心とした直径約1000㎞の球

詩魔法使用不可 他サーバとの連携無

死の雲海に対する相殺範囲 半径50㎞の大地

不特定多数の定常H波によるマルチタスクプロセッサ

異相間のU波による仲介を目的として移植

移植者 不明

顕現子【メオ】オリジン